北海道南西沖地震
地震
発生日時 1993年7月12日10時17分
震央 北海道奥尻島北方沖
最大震度 6強
マグニチュード M6.9
深さ 11km
震度6 北海道奥尻町
震度5 北海道江差町、小樽市、寿都町、青森県深浦町
震度4 北海道函館市、倶知安町、室蘭市、苫小牧市、青森県青森市、むつ市
概要
ユーラシアプレートと北アメリカプレートのプレート境界のサハリンから新潟沖へとつながる日本海東縁変動帯にある奥尻海嶺直下で発生した。
「東西方向に水平な圧縮軸を持つ逆断層」とする説や「破壊域の北端点では東傾斜、残りの北半分は緩やかな西傾斜、南半分は西傾斜」の説もある。2、3つのアスペリティの破壊により生じた地震と解析されている。
被害状況
死者 | 202名 |
行方不明者 | 28名 |
負傷者 | 323名 |
住宅全壊・・・601棟
半壊・・・408棟
一部破損・・・5,490棟
床上浸水・・・221棟
床下浸水・・・234棟
・奥尻地区にある、ホテル、食堂などが土砂崩れにより倒壊し、宿泊客と従業員41名のうち、28名が死亡した。
・北海道利尻町から山形県および対馬に津波が押し寄せ、船舶や港湾施設に被害があった。地震発生後3分から5分の速さで津波に襲われた。
・地震の半月前からネズミがピタッと姿を見せなくなった。普段は釣れない魚があがって何かおかしかった。
外部リンク
- 日本で起きた災害
- BCP(事業継続計画)