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日本で起きた災害

カスリーン台風

台風

発生日時 1947年9月8日-17日
9月に発生し、関東地方や東北地方に大きな災害をもたらした台風
最大風速 45m/s

概要

9月8日未明にマリアナ諸島東方において発生、このとき中心気圧は 960 mb (960 hPa)、最大風速は 45 m/s に達していたと推定されている。
その後台風は、房総半島南端をかすめ16日には三陸沖から北東に去っていったとされている。
台風接近時、日本列島付近には前線が停滞しそこに台風によって南から湿った空気が供給されて前線が活発化。これが9月14日から15日にかけての戦後治水史上に残る大雨を降らせたものと考えられている。

被害状況

死者 1,077名
行方不明者 853名
負傷者 2,420名

 
住家損壊・・・9,298棟
  浸水・・・384,743棟
耕地流失埋没・・・12,927ha
罹災者・・・40万人超え

・戦後間もない関東地方を中心に甚大な被害をもたらした。
・利根川・荒川決壊で東京など関東平野が水浸した。
・群馬県の赤城山麓や栃木県の足利市などにおいては土石流や河川の氾濫が多発し、群馬県では592人、栃木県352人の死者を出している
・被害にあった埼玉県内の市町村では市街地の電柱に赤線や青線で当時の浸水深を表示することで被害の大きさを今に伝えている。

外部リンク

カスリーン台風(wikipedia)

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