九州北部豪雨
豪雨・土砂災害
発生日時 2017年7月5日~6日
被災地域 福岡県、大分県
最多雨量 朝倉市 586.0mm
被害状況
死者 | 35人 |
行方不明者 | 6人 |
負傷者 | 14人 |
全壊・・・102棟
半壊・・・34棟
一部損壊・・・65棟
床上浸水・・・149棟
床下浸水・・・327棟
・7月6日午前8時30分までに福岡・大分両県を中心にした合計約51万7900人に避難指示や避難勧告が発表された。また、両県の合計29地区の集落が一時孤立状態となった。
・福岡県朝倉市では、蜷城地区で桂川が氾濫。添田町で彦山川が氾濫した。大分県日田市では大肥川の一部が溢れ、一部地区の孤立が生じた。日田市では花月川も氾濫した。
・真砂土と呼ばれる地質の山地は突然の豪雨に耐え切れず、各地で表層崩壊を起こした。表層崩壊によって杉の流木が川に流れ込み、ため池が決壊した。
・朝倉市にある国指定史跡でかんがい施設遺産にも登録されている水車に土砂が流れ込み埋もれてしまったほか、同市普門院の重要文化財である本堂の一部も土砂に埋もれているなど、福岡・大分で国および自治体が指定・登録する文化財が少なくとも20件が被災している。
外部リンク
- 日本で起きた災害
- BCP(事業継続計画)